寄道の必要性
集客を考える時に、何にクローズアップしていますか？
「どうやったらお客さんが来てくれるだろう？」
もしかしたら、こんな風に考えてるんじゃないでしょうか？
でも、私が思うには、
「どうやったら、お客さんに喜んでもらえるだろう？」
と考えます。
「どうやったらお客さんが来てくれるだろう？」
という考え方では、お客さん任せになっています。
お客さん任せという事は、ただ待っているだけなのです。
ですが飲食店でも、こちらから発信ができるのです。
こちらから発信して、お客さんが来店する理由を作ってあげるのです。
お客さんを喜ばせるには、色々な方法があります。
・常連さんの好みを熟知して、好きな商品をサービスする
・常連さんの趣味について勉強して、会話を盛り上げる
・お客さんを、さりげなく褒める
・会員さんだけに、特別なサービスをする
・お客さんの困っている事を解決してあげる
・イベントを紹介する
・新商品をキャンペーン価格で味見をしてもらう
などなど、喜んでもらえれば、いいのです。
あなたなりのやり方があると思います。
飲食店はサービス業です。
商品を提供するだけではありません。
お腹がすいて、何か食べたいだけなら、コンビニに行けばいいのです。
家で料理をすればいいのです。
だけど、あなたのお店に来て、食事をしてくれます。
なぜ、あなたのお店なのでしょうか？
お客さんが、あなたのお店に行く理由は、なぜなのでしょうか？
雰囲気がいいから？
BGMがいいから？
他では味わえない料理があるから？
スタッフが可愛いから？
店主が楽しいから？
テレビ、雑誌に出たから？
圧倒的に集客する事はできます。
テレビや雑誌に出ればいいのです。
メディアにもよりますが、オンエアのその日からお客さんが一杯になる事もあります。
ですが、突然集客が出来るようになっても、長続きはできません。
集客したところで、サービスがおろそかでは、リピートはしてくれません。
集客だけが出来るようになっても、他の事に対しても、突き詰めなければいけないのです。
飲食店であれば、商品開発、内装、外装、サービス、従業員教育、イベント企画、アフターフォロー、情報発信などを突き詰めるのです。
集客だけできても、商売は続きません。
それでは失敗してしまいます。
では、失敗する人の共通点とは
・人格が低い
・自由な考え方ができない
・１番になることをおそれる
・１つの事しかやってない
・ありきたりな商品しかない
こういう傾向があります。
１つの要素だけで、成功する事はありません。
たくさん寄り道して下さい。
そして、情報をいっぱい仕入れて下さい。
１つの圧倒的な価値だけでは、簡単に負けてしまう時代なのです。
本日のおすすめ本
お客様は「えこひいき」しなさい
高田靖久